エンジニアに求められる人材とは何か
イノベーションの嵐が続いているのがIT業界であり、その最前線に立って業務を担うITエンジニアに求められるスキルは年を経るごとに増えています。
この仕事で必要とされる人材には、まず論理的思考能力が求められます。
物事の本質や法則を見抜いて、それを客観的にデータ化したり運用する能力です。
頭を使って物事を考え、その結果を正しく客観的にアウトプットできる能力は、IT系の仕事全般で必須とされています。
プログラミングは順次・繰り返し・分岐の3つが基本ですが、この処理の流れを理解して構築することも、論理的思考能力がベースになっています。
他にも、業務で必要な基本設計書の策定や要件定義もやはり論理的思考能力が必須です。
そして次に求められる人材として、タスク管理がしっかりと行えることです。
タスクには2つあり、自分が自ら課した仕事、そして他人から課された仕事があります。
エンジニアの仕事は自由裁量な面がありますが、裏返せばタスクがしっかりと管理できないと誰も助けてくれないことを意味します。
当然この管理がしっかりできない人材は、自然と脱落していきます。
この能力は立場が上になるにつれてさらに求められます。
すなわち自分だけでなく、部下のタスク、さらにプロジェクト全体のタスク管理も必要となるためです。
キャリアップによって、プロジェクトリーダーやマネージャー、SIerなどの立場に就くとき、タスク管理能力の高さはより役立ってくれます。